2011/04/28

田中洋喜さんレクチャー

精華大学事務局キャリア支援室の企画で、先月任期を終了された洋画コース元助手田中洋喜さんがレクチャーをされました。

レクチャーのテーマは『アーティストという生き方』

大学を卒業されてからアーティストという道を選ばれた田中さん。
その中で得られる充実感苦労話など、内容は多岐に渡りました。


まずはご自身の作品を交えてのお話。

学生にとっては、助手の時の田中さんとはまた違った顔が見れたようです。


そして、本題です。
卒業後にアーティストという道を選ぶとはどういうことなのか。

その大変さと同時に、制作を続けることで得られたことを、とても具体的にお話いただけました。



これから自分たちがどのような進路を選んでいくのか、もう決めている学生もこれから考え始める学生も、みんな真剣に人生の先輩の話を聞いていました。

とても良い刺激になったのではないでしょうか。

田中さん、お忙しい中ありがとうございました。

2011/04/27

1年生イーゼル制作 最終



精華大学に入学し、1番最初の課題であるイーゼル制作


陰の立役者を制作する課題も、今週が最終週となりました。


前回で用意したイーゼルの材料を、

今回はいよいよ組み立てていきます!




キリで下穴を開けておいてビスの通りを良くしておき、

蝶番(ちょうつがい)を使用して組み立てていきます。




ある程度イーゼルが組み上がると、次は刺し棒をイーゼルの穴の大きさに合わせて制作します。




中にはこんな可愛らしい刺し棒も…

手の包帯の滲む努力を物語っております…




イーゼル全体を紙ヤスリで磨き、より手に馴染むイーゼルに。

磨き終えるといよいよへ!

洋画コースに入学して初めて絵筆を握れることに!




組み立て段階では個人差が無かったイーゼルがあっという間にに…

教室内は目が冴えるほどにカラフルに飾られていきました。




色はシンプルでも、細かい所に様々なこだわりがあるイーゼル。

が人気ですね。




中にはこんな個性的なイーゼルも…

早く終わった生徒が協力して制作するという一幕。




この課題は、木工の作業を経験している人とそうでない人で進行に少しばらつきがあります。

しかし、グループ毎に協力することにより皆無事イーゼルを完成することができました。

完成したイーゼルはまさにのイーゼルとなり、見ていてとても楽しい気持ちになります!









1年生の皆さん!

入学したばかりで不安な中、身体を使った作業で大変だったと思います。

本当にご苦労様でした。



ゴールデンウィーク明けからはいよいよ新しい課題です。

渾身の作品を、自慢のイーゼルで制作して下さい!

2011/04/19

2年生授業風景

こちらは2年生の授業風景です。
1年生が実技系の授業が中心なのに対し、2年生の授業では理論的な授業を中心に行うことになります。

まず始めの課題は『歴史・社会・美術
気になる作家を一人ピックアップし、その作家が歴史の文脈の中でどのように扱われてきたのか、そして自分はその作家の何が気になっているのかを考えます。

今週はピックアップした作家について、一人15分ほどのプレゼンテーションが行われています。


1年生の授業からのシフトに、少々戸惑いながらも作家について細かく調べてきます。



マルセル・デュシャンについて調べてきたり、


北斎について調べてきたりと、気になる作家は様々です。

この思考を基に、それぞれの作品制作に移っていきます。
果たしてどのような作品に結びつくのか、今から楽しみです。

1年生イーゼル制作〜その2〜



先週に引き続き、本日も1年生のイーゼル制作密着したいと思います!

前回は木材に寸法を記入し、ノコギリにて切断する行程まで行いました。


今回はノミやカンナを用いて、臍(ほぞ)を制作します!




ノミやカンナ等の用具も今一度詳しい使用方法を復習します。

特にノミは刃物であり、誤った用い方をすると怪我をしかねないので慎重に用います!




今回の行程はとても重要!

ここで失敗してしまうと後々大変なことになってしまうので、

先生も生徒も真剣そのもの!(もちろんいつも真剣です…!)




今回制作した〝″(ほぞ)というのは、木材と木材とを接合するの部分です。

この部分はとても重要で、寸法が少し狂ってしまうだけで接合部が上手く噛み合わなくなってしまいます…

上手く臍を制作できれば、




このようにカッチリ接合できます!




細かい作業ですが、慎重かつ大胆に作業!




を制作し、材料の準備がある程度進めばカンナで材料の角を取ります。

これで触り心地が良くなり、ササクレ等で怪我をすることもなくなりますね。




仮組すると、ようやくイーゼルの全貌が明らかになってきました!

ここまでくればもう一息

最後まで怪我をしないように、気を引き締めて頑張って下さい!

2011/04/15

展覧会情報

洋画コース卒業生、上瀬奈緒子さんの展覧会情報です。

『間(あいだ)の物語』

2011年4月19日(火)-4月30日(土)
12:00–19:00(日曜・最終日は18:00迄)
月曜休廊

galerie16
605-0021
京都市東山区三条白川橋上る石泉院町394戸川ビル3F
tel:075-751-9238
mail:info@art16.net

2011/04/13

1年生イーゼル制作



本日は1年生の授業に密着です!


先日自己紹介も終え、いよいよ本格的な実習授業が開始となりました。

課題内容は…


イーゼル制作』です!


大学に入学し、これから4年間作品制作をしていくのですが、その上でイーゼルはとても重要な道具です。


ということで!


入学して1番最初の課題で、制作を陰から支えてくれる相棒を作っていただきます。




ノコギリ等の工具類も改めて使用方法を詳しく説明。




木材を配布。

いよいよ作業開始です!




まず、木材にイーゼルのパーツごとの寸法を記していきます。

グループ毎にまとめて記すと、とても効率的ですね!




寸法を記し終えればいよいよノコギリ作業!
左右から支えるメンバーに、見守るメンバー…

グループメンバー一丸となって一生懸命作業すれば…





喜びも倍増!!



1年生の皆さん、

入学早々、体を使った作業お疲れ様でした!

2011/04/12

展覧会情報

洋画コース教員の生駒泰充先生と、洋画コース卒業の松本央さんが出展するグループ展のお知らせです。

『京都二紀展』

2011年4月12日(火)-4月17日(日)
10:00-18:00(最終日は17:30まで)

京都府立文化芸術会館1F/2F
京都市上京区河原町広小路
075-222-1046


2011/04/11

教室移動!



ついに新学期が始まりましたね!

の咲き誇る中ピカピカの新一年生も入学し、在学生はそれぞれ上の学年へと進級しました。


そんな洋画コースでは、4月の第1週に教室移動を行いました。

今回は新3年生の教室移動に密着です。





廊下に保管していた、1年間の努力結晶である作品達も…




綺麗サッパリ新しい教室に移動(少し残ってますが…)




それぞれの制作場所の荷物も移動し…




こんなに綺麗に!


これで新2年生も新たな気持ちで1年間頑張って制作できると思います。


今年は例年よりも大変な教室移動となりましたが、そのおかげで例年よりも綺麗になりました。

大掃除によって生まれ変わった7号館で、今年も沢山の学生が沢山の作品を制作していくことでしょう!

そう考えると今年も1年楽しみでわくわくします!

最後になりましたが、3月で任期を終えられました助手の田中さんに代わり、4月からは新助手田中(ややこしくてスミマセン・・・ 正確には田中洋喜→田中真吾)と私、新実習アシスタントの2人でBlogの更新を担当させていただきます。

皆さま、改めまして今年も1年よろしくお願い致します。

2011/04/05

展覧会情報

洋画コース卒業生数名によるグループ展の展覧会情報です。

『美しき町』
泉洋平/榎木友香/岡田源太/梶田雄一朗/佐藤健博/佐野えりか

2011年4月19日(火)–4月24日(日)
11:00–20:00(最終日は18:00まで)
4月24日(日)15:00よりアーティストトークを行います。

むろまちアートコート
600-8491
京都市下京区四条室町鶏鉾町
tel:090-8378-1978
mail:utsukushikimachi@gmail.com(広報担当 佐藤)



展覧会情報

洋画コース非常勤講師、安喜万佐子先生の展覧会情報です。

『Absence of Light –歩行と逆行』

2011年4月5日(火)–4月16日(土)
12:00–19:00(日曜・最終日は18:00迄)
月曜休廊

galerie16
605-0021
京都市東山区三条白川橋上る石泉院町394戸川ビル3F
tel:075-751-9238
mail:info@art16.net