絵具を顔料から作ってみる時間もありました。
今回作るのは黒の絵具。
素材によって変わる黒の風合いを感じます。
用意された材料は、
・鳥の骨
・木材
をそれぞれ炭化させたもの。
炭化の行程からチャレンジしていきます。
煙たさにも負けずに熱していきます!
お見事! 炭化成功です。
お次はその炭化させたものを乳鉢で細かく砕き、摺り潰し、顔料を作ります。
その際に、骨の茶色い部分・黒い部分と分け分け・・・、
いよいよ顔料とメディウムと混ぜ合わせ、絵具を作ります。
出来上がった黒の絵具と白の絵具を混ぜ、グラデーションを作り、
茶色みのある黒、より暗い黒の顔料とで比較してみます。
茶色みを帯びた温かみのある黒ができましたね。
違いがうまく出てよかったです!
普段当たり前のように画材屋で購入し使用する絵具ですが、
材料や成り立ちを知り、その色の特性を理解することは、
描く上でとても大切なことです。
今回の経験を是非、今後の制作に役立ててくださいね。
お疲れ様でした!