寒さも一段落し、ようやく春らしい陽気の気配がしてきました。
今回は卒展と同じ時期に大学内で行われていた、洋画コース1年生のグループ展の様子をご紹介します。
この展覧会は大学の行事ではなく1年生が自分たちで企画したもので、1年生内の有志25人が参加していました。
秋からコツコツと話し合いを進め、いよいよこの日が本番です。
展示に使う場所は自分たちの教室である7-34教室。
まずは自分たちの荷物の整理をする所から作業スタートです。
そして荷物が片付いたら、今度は展示する作品たちをそれぞれの場所に置いていきます。
実際に作品を並べてみて、左右の作品とのバランスを見ています。
だいたい並べ終わったらいよいよ展示作業開始。
キャプションや展示に必要そうな道具などもあらかじめ揃えていて、その準備の良さに助手も実習アシスタントも感心してしまいました。
慣れない展示作業の上に、釘が打てない壁があったりとかなり苦戦をしていましたが、皆で助け合いながら展示も1日で無事終了。
展示が終わった後は、参加者みんなで合評会が行われていました。
見に来てくれた方に皆の作品が説明出来るように、とのこと。
いやはや、頭が下がります。
そして完成した展覧会の様子がコチラ。
1年生らしい、とても素直な展示になっていたのではないでしょうか。
普段の課題だけでは画面に出て来ないような表現も見られて、とても新鮮でした。
4月からは新2年生になり、1年生の頃とはまた違った角度からの美術に出会うことになりますが、色々と吸収し成長していって下さい。