木炭デッサンの合評が終わって一段落の1年生。
次の週からは早速次の課題『絵具作り』が始まりました。
この課題では、自分が集めてきた石や土などの素材を使って、絵具を1から作ってみようというものです。
まずは生駒先生のお手本です。
絵具の構造を説明した後、実際にどんな感じになるか見せてくれました。
絵具は元となる石や土を細かく砕くところから始まります。
中にはレンガやブロックの破片などを集めてきている学生も。
この学生も色んな色の石を集めてきていました。
集めてきた素材を金づちで砕き、ふるいにかけ、乳鉢で擦りつぶすという行程を繰り返します。
単調な作業ですが、みんな話しながらも楽しく作業を進めている様子。
授業時間外でも金づちのコンコンという音が7号館に響いていました。
こちらが擦りつぶして細か〜くなった顔料。
色んな色が作れています。
この顔料を展色材と言われる油や卵、膠などと混ぜて色んな用途の絵具が完成します。
果たしてどんな感じの絵具が出来るのか楽しみです。