現在1年生は木炭デッサンが終わり、オリジナル絵具づくりを行っています。
大学の敷地内から取って来た土やレンガ、陶器の破片などを擦りつぶして顔料を作り、一から絵具を作ってみる課題です。
その課題の合間を使って、絵具メーカー「クサカベ」の岩崎さんにレクチャーを行っていただきました。
市販されている絵具が何から作られているのか、どの様な毒性が含まれていて気をつけなければならないのか、 普段当たり前に使っている絵具の以外な一面を教えていただけます。
実際に絵具に加工される前の顔料や、1つ1つの顔料の性質の違いなどを実物を見せてもらいながら聞くことが出来て、学生たちにとってはとても勉強になったのではないでしょうか。
そして、二日目は顔料、展色材、練り棒など用意していただいた道具を使って、実際に市販されている絵具と同じ色を自分たちで作ります。
色は赤、青、黄の三色。
本来は機械でやる工程を手作業で行うので結構大変、、、
ですが、2人一組になって楽しみながら作業を進められたようです。
練り上がった絵具をチューブに詰めて完成!
手についた絵具が努力を物語っています。
自分で作った絵具を使って、次の課題も頑張って下さい。