四年間の中で三年次は、自ら向き合うべき課題に専念し、表現に自信をつける時期です。
だからこそ、制作過程での学生どうしのコミュニケーションが刺激となり、そして作品に影響をあたえます。
合評風景
合評中に「しんみり」というワードがたびたび出てきました。ということで、そのような趣きを感じる作品を数点、ご紹介します。
個々に作品テーマは違いますが、
心静かに見たい、落ち着いた雰囲気をもつ魅力的な作品たちです!
合評中、「冷静な態度で描きたい。」という作者の言葉が気になりました。
テーマや技法を彼女自身で練り上げているよう!
描いたのは、たまたま制作室にあった壊れた椅子。引き付けられたその理由を画面と向き合いながら考えています。
画像ではなかなか伝わりませんが、丁寧に根気よく描かれています。
彼女は制作室から見えるベランダの風景を描き続けています。
彼の絵を見るたびに、思いがけない視点に驚かされます。
進級してからの作品も楽しみです!
伝えるためのツールとして絵画を選ぶのではなく、絵画そのものを目的としているところが、今の三年生の魅力だな〜〜と思いました。
自分と向き合うことはしっかり出来ているようなので、今後はより美術館へのフィールドワークや文化や思想についての勉強会などの授業をいかしてゆきましょう!!