後期に入り、一年生は二週間毎に課題を変えながら授業が進んでいます。
十月の前半はモデルさん来てもらっての油彩でのヌード。
後半である現在は静物を描いています。
一年生は前期の授業から一貫してモノを良くみて描くという事を続けています。
今回のヌードの課題でもいかに対象と向き合い描けるかが求められます。
課題の間、同じポーズをとっていてもモデルさんの体調や周りの環境の変化によって一日の間でも大きく見え方が変わっていきます。
そんな変化とも向き合いどうキャンバスに落とし込むかが大事になっていきます。
そして今回の課題ではグリザイユの技法を使ってのモノクロな画面になります。
後半の静物の課題では人工物と自然物を自分で選び、その差を油彩で描いていきます。
複雑にモチーフを構成するのではなく、シンプルにその2つのモノの違いを捉え画面に表すことが目的とされる課題です。
構成の仕方などを積極的に先生にアドバイスを貰う姿も見られ、学生のやる気が見えました。
後期は年末にまとめて作品の合評があります。
細かく課題が変わっていきますが1つ1つ完成度の高い作品に出来るよう頑張って下さい!