2013/05/29

一年生 見ることー描くこと

本日は、一年生が取り組む木炭デッサンの授業風景をご紹介します。






今回の課題は、校内の風景や自分たちでモチーフを組み合わせた静物画など、自分でテーマを設定して木炭デッサンを描きます。

一年生は、三週間という長い制作過程で、しっかり対象と向き合うことが出来なのではないでしょうか。日中の光の変化や、夏に近付くにつれて装いを変える景色は、普段の生活では中々実感を持って知る事は出来ません。

デッサンを通じて対象を追いかけ、基本の見ることについてとことん考え抜いた一年生!!ほんとうにお疲れさまでした。 






そして今週は、
課題の締めくくり!!イーゼルと木炭デッサンの合評会です。




グループ毎に作品を並べて行います。
 先ずは、自分の作品についてプレゼンテーションをおこないます。

先生方は作品ひとつひとつに細かくコメントして下さいました。
今回のアドバイスを参考に、次の課題もしっかり取り組んで下さい!!










2013/05/28

展覧会情報

洋画コース非常勤講師吉村先生の展覧会情報です。

「LA VOZ selected vol.1 ~think Landscape~」

2013年6月2日[日]~6月9日[日]
*会期中無休
11:00~19:00(最終日は17:00)

小大丸画廊
〒542-0085
大阪市中央区心斎橋筋2‐2‐22
小大丸ビル3階
℡ 06-6211-3023


2013/05/22

展覧会情報

洋画コース教員 、中川佳宣先生の展覧会情報です。

「プレイバック・アーティスト・トーク展」

2013年6月14日[金]ー8月4日[日]
開館時間 午前10時ー午後5時(金曜日は午後8時まで)入館は閉館30分前まで
休館日月曜日(7月15日は開館)、7月16[火]

東京国立近代美術館
〒102−8322 東京都千代田区北の丸公園3−1
お問合せ 03−5777−8600(ハローダイヤル)
HP http://www/momat.go.jp

三年合評

本日は、三年生の合評をご紹介します。
三年生の授業では、二年次までに行った制作を基に、各自が自分に課題を出します。
自身の作品の問題点弱点レポートにして整理し、その上で作品制作に取り組みました。

 今回の合評は、三年担当の先生に加え、二年生でお世話になった先生方も講評に参加して下さいました。

 先ずは、学生ひとりひとりが作品の前に立ち、作品について説明します。
レポート片手に一生懸命に話す学生たち!!自分の表現についてまだまだ迷いや不安がありそうです。。。
それでも、
 中には、方向性が定まりきらない今だから表現できる魅力的あふれる作品がたくさんありました。











これまでの課題で抽象画や立体表現など幅広く勉強してきた三年生!!
様々な作品が発表され、刺激的な合評会でした。

三年生の皆さん!
来月の合評に向けて、自分を信じて!制作に励んで下さい!!






2013/05/15

かたちと色


今週の二日間、2年生が取り組んできた「かたちと色」の合評がおこなわれました。
「具体的な図像に頼らないで、どこまで絵画の可能性を探れるか!?」
今回は、表現の中でも抽象画について考える課題です。

壁には課題作品が展示され、学生が作品について発表します。
お互いに考えを共有し、今後の制作に活かしていきます。



同じサイズのキャンバスには、一枚は風景画、一方には拡大して描かれた葉脈が描かれています。二つの違う視点が楽しめる作品です。

一面に描かれているのは女性の脚です。
キャンバスを組み合わせることで不思議な空間をうみ出しています。

 赤、青、黄の三原色とメディウムが何層にも重ねられています。
重ねる毎に支持体の紙はカタチを変えます。
単純作業でありながら、複雑な表情を作り出しています。

近くから作品を観ると、 顔料はベニヤ板に浸透し、画面の上部はサンダーで丁寧に削られています。

ジャガイモをイメージしながら描いたそう、
画面からは試行錯誤がうかがえます。


限られた制作時間の中、しっかり課題に向き合って制作出来たようです。
見応えのある作品が多くありました。

自主制作に向けて、自身の問題意識をどんどん高めていってください。

2013/05/14

選択実技授業風景

夜の冷え込みも落ち着き、本格的に夏を感じる気候になってきました。

今回は、毎週金曜日に7号館で行われている選択実技の授業風景をお伝えします。


まずは3年生の選択実技「絵画技法」です。
絵画技法の授業は前期と後期で内容が異なり、前期は「テンペラと油彩の混合技法」、後期は「日本画」の技法を体験出来ます。


授業の担当は、今年から来ていただくことになった佐々岡先生です。
今年は他コースからの受講生もいて、なんと総勢37人!
7号館演習室がパンパンです。


人気のある授業だけあって、みんな真剣に取り組んでいる様子。
今は下絵をパネルに描き写している作業でしょうか。


ここで得た技術を自分の作品に活かせるように、頑張って修得して下さい。


場所が変わって、こちらは4年生の選択実技「表現研究」の様子です。
担当は安喜先生で、こちらの授業は通年で行われています。

安喜先生の授業では、毎年年末近くに学生同士でキュレーションをした展覧会を、学内の様々な場所で行っています。


この日の授業は、受講している学生それぞれの作品のプレゼン興味のある美術作品の紹介をしてもらい、他の学生たちがそれに対して色々とツッコミをいれていました。

同級生に向けてプレゼンすることで、自分の作品が相手にどのように見えているのか、なにより同級生がどんなことを考えながら日々制作しているのかを知る良い機会になるのではないでしょうか。


写真でプレゼンしているのは4年生の江口さん。
後ろの壁にかかっているのは次の作品の試作のようです。
どのような作品に仕上がるのか楽しみです。

2013/05/13

展覧会情報

洋画コース卒業生、松本央くんの展覧会情報です。

松本央 solo exhibition
「極楽」

2013年4月30日(火)〜6月21日(金)
12:00〜18:00
gallery close 5/3.4.5.6.12.18.19.26  6/2.8.9.16

COMBINE/BAMI gallery
京都市下京区寺町通仏光寺下る恵美須之町521番地4F
tel:075-585-8660
URL:http://www.combine-art.com


2013/05/07

見ることー描くこと

一年生の授業風景を紹介します。
 一年生は先週完成させたイーゼルとカルトンを使って新たな課題に取り組んでいます。
今回の課題は、グループ毎にディスカッションを行い、テーマを設け木炭デッサンを描きます。
大学校内の風景モチーフを自分たちで組み合わせた静物画等、それぞれに工夫をこらしています!!


 三週間という長い制作期間が用意されています。
天候や時間、自分たちの体調で見えてくる世界は様々に変化していきます。
しっかり対象を見つめ、じっくり画面と向き合って下さい!!