講演会に続いて行われた、平川滋子さんによるワークショップの様子です。
先週の講演会の翌日、7号館の演習室で平川さんにワークショップをしていただきました。
この日のワークショップのテーマは『環境を変える』そして『意味を変える』というもの。
まずは平川さんがご自身の作品にも使われている素材を使って、テーマを分り易く説明してくださいました。
このお皿の中に入っている蛍光塗料、実は同じ色の塗料です。
入れる容器の色(環境の違い)によって、黄色く見えたり緑に見えたりと面白い見え方をします。
この液体は実際に水質調査などで使われている液体だそうで、そのまま流しても自然には害を与えません。
次はワークショップで使うために用意した紙コップ。
今回は学生たちにこの紙コップを使って『環境を変える』『意味を変える』ことを考えてもらいます。
本来は飲み物を飲むための紙コップも、積み上げたり輪っかになるように繋ぎ合わせると、飲み物を飲むという『意味』が変わり、床に置いたり壁にかけたりと展示する『環境』も変えることで本来の紙コップとは違った側面が見えてきます。
平川さんの導入が終わったらいよいよ制作開始。
みんな用意した紙コップを手に、色々と試行錯誤をしていました。
こちらはイギリスからの交換留学生のアンドレアス君。
3年生と一緒に後期の授業を受けています。
平川さんに英語で色々と質問をしていました。
そしてワークショップの翌週、平川さんにも来ていただいてワークショップ作品の合評が行われました。
試行錯誤の結果、同じ紙コップから様々な形態の作品が作られていました。
こちらは並べた紙コップの中に作家自身が埋まっていて、糸電話で心臓の鼓動を聞くというパフォーマンス作品。
こちらは水を溜めて作った氷を何十個と並べています。
この作品は紙コップで人型を作り、街中に持ち出して様々な場所で撮影をしていました。
平川さんにも一つ一つの作品に対して時間をかけて丁寧なコメントをしていただけました。
最後は合評の参加者と記念撮影。
学生にとってとても貴重な経験になったのではないでしょうか。
平川さん、お忙しい中3日間渡ってご指導いただき有り難うございました。
2012/10/26
2012/10/24
一年生 静物
一年生は、ひき続き「見ること描くこと」を重視した絵画制作です。
今回は油絵具で静物を描いています。
モチーフは 人工物と自然物。自分たちの身の周りからモチーフを見つけ出し、
それぞれに構図など工夫しながら描き上げます。
生駒先生は校内をまわりながら、ひとりひとりの学生にアドバイス中です。
前期で作ったイーゼルも、制作を重ねてだんだんといい感じに汚れてきました。
試行錯誤しながら描き進めています。
こちらは佐川先生。ベランダで制作中の学生にアドバイス中。
今回は油絵具で静物を描いています。
モチーフは 人工物と自然物。自分たちの身の周りからモチーフを見つけ出し、
それぞれに構図など工夫しながら描き上げます。
生駒先生は校内をまわりながら、ひとりひとりの学生にアドバイス中です。
前期で作ったイーゼルも、制作を重ねてだんだんといい感じに汚れてきました。
試行錯誤しながら描き進めています。
こちらは佐川先生。ベランダで制作中の学生にアドバイス中。
一年生は課題をクリアしていくごとに、着実に成長しています。
進級制作に向けて、よりレベルアップして下さい!!
2012/10/23
平川滋子さん講演会
洋画主催の講演会が本日開催されました。
一年生から大学院生まで、たくさんの学生が熱心に聴き入りました。
平川さんはパリに在住し、フランスを中心に欧米で個展やグループ展、国際展などで作品を発表されています。
スライド画像を使って、その時の展示準備から、それぞれの作品に込められた思いなどを丁寧に教えていただきました。
平川さんは、地球環境や自然との共生をテーマに制作されています。
「光合成の木」という作品では
太陽光で反応して着色する特殊なプラスチックの円盤が、木々の枝に葉のように取り付けられ、直射日光のもとでは鮮やかな紫色、太陽が沈んだ夜には真っ白な円盤に戻ります。目で光合成を感じ、環境とともに変化する作品を制作されています。
野外でのインスタレーションを次々に展開され バイタリティーにあふれる平川さん、
洋画の学生たちも是非見習って、制作活動どんどん進めていって下さい。
洋画コース大学院2回生、薬師川千晴さんの展覧会情報
「主張てん」
若手アーティストによる主張
2012年11月6日(火)〜11月18日(日)
12:00〜19:00(最終日〜17:00)
月曜休廊
ギャラリーアーティスロング
604−8332
京都市中京区三条通堀川西入ル一筋目角
tel&fax075-841-0561
http://artislong.info
「主張てん」
若手アーティストによる主張
2012年11月6日(火)〜11月18日(日)
12:00〜19:00(最終日〜17:00)
月曜休廊
ギャラリーアーティスロング
604−8332
京都市中京区三条通堀川西入ル一筋目角
tel&fax075-841-0561
http://artislong.info
2012/10/16
1年生授業風景
先週で1回目の人体ヌードの課題を終えた1年生は、今週から『静物画』の課題に入ります。
そして、折角なので現在京都近代美術館で行われている『高橋由一展』を見に行こうということになりました。
1年生、初の学外実習です。
実際に見に行く前に、高橋由一の特集を皆で見て予習中。
これが結構活きてきます。
高橋由一の作品の中でも有名な「花魁」です。
様々な解説を知った上で実際にこの作品を目にした学生たちがどういった感想を持つのか楽しみです。
こちらは2年生。教室の前でなにやら会議中の様子。
再来週に行われる木野祭(学園祭)に向けて展覧会を考えているみたいです。
大勢のお客さんに見てもらえるチャンスです。
しっかりと展覧会が出来るように頑張って下さい。
そして、折角なので現在京都近代美術館で行われている『高橋由一展』を見に行こうということになりました。
1年生、初の学外実習です。
実際に見に行く前に、高橋由一の特集を皆で見て予習中。
これが結構活きてきます。
高橋由一の作品の中でも有名な「花魁」です。
様々な解説を知った上で実際にこの作品を目にした学生たちがどういった感想を持つのか楽しみです。
こちらは2年生。教室の前でなにやら会議中の様子。
再来週に行われる木野祭(学園祭)に向けて展覧会を考えているみたいです。
大勢のお客さんに見てもらえるチャンスです。
しっかりと展覧会が出来るように頑張って下さい。
2012/10/11
展覧会情報
洋画コース卒業生、小竹登里佐さんの参加する展覧会情報です。
『版画の未来図とグローバルヴジョン』
2012年10月15日(月)〜10月27日(土)
10:30〜18:30
日曜休館
レセプション 10月19日(金)16:00〜17:00
京都精華大学 GALLERY FLEUR
〒606-8588
京都市左京区岩倉木野町137
tel:075-702-5291
URL:http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/
『版画の未来図とグローバルヴジョン』
2012年10月15日(月)〜10月27日(土)
10:30〜18:30
日曜休館
レセプション 10月19日(金)16:00〜17:00
京都精華大学 GALLERY FLEUR
〒606-8588
京都市左京区岩倉木野町137
tel:075-702-5291
URL:http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/
2012/10/10
一年生人体ヌード けいはんな展覧会
一年生人体ヌード
前期に引き続き、「見ること描くこと」を重要視した授業が展開されています。
目の前に見ているものを描くこと、作品を生みだす上で基本となる学びです。その中、本日は中間合評がおこなわれました。
ほとんどの学生が人体ヌード初挑戦!
クロッキーでカタチを確認しながら、二十号ほどのキャンバスに油彩で取り組んでいます。
制作を初めてまだ三日ですが、学生それぞれの眼差しがうかがえます。
今週でいま取り組んでいる人体ヌードはいったん完成ですが、来月からまた人物ヌード第二弾!!が始まります。
今回の制作で気付けたこと、やり残してしまったことなど次回の課題として制作に励んで下さい。
本日の洋画授業も終わり、
もう外も薄暗くなってきたなか、院部屋をのぞいてみると、、
明日搬入をひかえた、けいはんな展覧会組が最後の打ち合わせ中でした。
佐藤先生を中心に集められた学生の力作が展示されるということで、期待大!
展覧会のために図録を制作したりと、かなり力も入っています。
皆さん是非ご高覧ください!!
ARTCOM2012 けいはんな造形芸術祭
「京都造形芸術大学×京都精華大学」
京都精華大学から参加する学生
大学院2年 丸田優子
院2年 豊田翔真
院1年 北島曜
院1年 岡本里栄
学部4年 新藤彩
3年 中塚亜季
2012年10月10日(水)-10月21日(日)
けいはんな記念公園 水景園 ギャラリー月の庭
開園時間:午前9時から午後5時(入園は午後4時半まで)
水景園入園料:一般200円 小・中100円
*60歳以上の方は公的証明書の提示で無料
2012/10/09
小枝ゼミ
月に一度、第二火曜日は小枝ゼミの開講日です!
院生から学部三回生までの制作熱心な学生が集まって、緊張感に満ちた雰囲気です。
始まるのは夕方五時、それぞれが制作の手をいったんとめて、演習室に集まります。
小枝ゼミは生徒が主体!!
今回も四年生今岡さんの作品を話の始まりとして、それぞれの制作について、
また、身近にいるライバルとしてお互いの作品について意見を交わしていました。
小枝先生の言葉に聴き入る学生。
普段はなかなか話さない制作のことについて、話しそして知ることでこれからの課題のヒントが発見出来たでしょうか。
小枝ゼミの皆さん、今後の作品で成果見せて下さいね!
2012/10/08
後期選択実技授業風景
今回は後期の選択実技の授業の様子です。
3年生の後期選択実技は『日本画基礎』になります。
日本画家である松本先生が講師としてきてくれています。
こちらはパネルに和紙を貼って乾かしているところ。
こちらは水彩絵具で下絵を描いています。
描いているのはかぼすでした。
今まで触れる機会が少なかった素材だけに、皆楽しそうに作業しているのが印象的でした。
こちらは前期から引き続き行われている4年生の選択実技『表現研究6』
講師は安喜先生です。
この日は受講している学生同士が互いの作品について考え、意見を出し合っていました。
同級生と時間をかけて話し合えるのは、学生時代の貴重な経験です。
色々と吸収して自分の制作に活かして下さい。
3年生の後期選択実技は『日本画基礎』になります。
日本画家である松本先生が講師としてきてくれています。
こちらはパネルに和紙を貼って乾かしているところ。
こちらは水彩絵具で下絵を描いています。
描いているのはかぼすでした。
今まで触れる機会が少なかった素材だけに、皆楽しそうに作業しているのが印象的でした。
こちらは前期から引き続き行われている4年生の選択実技『表現研究6』
講師は安喜先生です。
この日は受講している学生同士が互いの作品について考え、意見を出し合っていました。
同級生と時間をかけて話し合えるのは、学生時代の貴重な経験です。
色々と吸収して自分の制作に活かして下さい。
2012/10/03
2年生授業風景
2年生も夏休みの課題を提出し、いよいよ後期の課題がスタートしました。
そして、導入の翌日には2年生皆で演習です。
各自に気になる形や色の既製品を持ってきてもらい、それを床に並べてみてどのように見えるのか話し合っていました。
一つ一つは見慣れた既製品ですが、このように整列させたり全く関係ない既製品と並べたりすることで、いつもとは見え方が違ってくるのが不思議です。
さて、演習から何かヒントが掴めたでしょうか。
色々と悩むことが多い課題と思いますが、皆さん頑張って下さい。
まずは課題の導入から。
後期最初の課題は『立体表現』
「つくることとつくらないこと」をテーマとしてどのような制作を行うのか、小松先生がフェリックス・ゴンザレス・トレスの作品などを見せながら解説されていました。
そして、導入の翌日には2年生皆で演習です。
各自に気になる形や色の既製品を持ってきてもらい、それを床に並べてみてどのように見えるのか話し合っていました。
一つ一つは見慣れた既製品ですが、このように整列させたり全く関係ない既製品と並べたりすることで、いつもとは見え方が違ってくるのが不思議です。
さて、演習から何かヒントが掴めたでしょうか。
色々と悩むことが多い課題と思いますが、皆さん頑張って下さい。
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