2010/06/21

6/20(日)は、今年初めてのオープンキャンパスが行われました。
外部の方に、精華大学洋画コースを知ってもらう貴重な時間ということで、
朝から準備に大忙しです。

ワークショップのモチーフに使う木の枝を、自ら選定する教授たち。

集められた木の枝と取り寄せた花を使って組モチーフを作り、
木炭デッサンのワークショップを行いました。
最近は、木炭デッサンを教えてもらう機会が少ないらしく、
初めて木炭を触ったワークショップ受講生の皆さんは、四苦八苦しながらも楽しそうにデッサンをしていました。

壁には、去年度の入試合格作品が展示され、一緒に来られた保護者の方も熱心に作品をご覧になられていました。

持ち込み作品を合評している生駒先生と佐川先生。
受験生の方々は、教授のコメントを逐一メモするなど、とても熱心な姿勢で聞いておられました。


ぐずついた天気にも関わらず、終わってみれば洋画コースだけで100人を超える盛況振り。
来られた方には満足していただけたでしょうか?

今回の反省を活かして、夏のオープンキャンパスも頑張りたいと思います。

1年生・3年生授業風景【クサカベ絵具作り】

絵具メーカー「クサカベ」による連続講義の後半、【絵具作り体験】の様子です。
1年生の授業では自分たちで顔料を作ってはいますが、ちゃんとしたチューブ入りの絵具を自身の手で作る体験です。

カリキュラムの変更で、3年生は2年前にこの【絵具作り体験】をすることが出来なかったので、希望者を募ってあらためて今年絵具作りに挑戦です。



人数が多くて血気盛んな1年生。
作業開始から全員の絵具完成迄5時間かかってしまいました。



一方、一日前に同じ作業をこなした3年生。
1年生とくらべると、人数も少なめで落ち着いてるからでしょうか。
作業終了迄の所要時間はなんと3時間。

ここで作った絵具は、普通に市販されているチューブ油絵の具よりもとても発色が良いもの。
その発色の良さを活かした作品、期待しています!

2010/06/17

1年生授業風景【絵具毒性レクチャー】

現在自分たちで絵具の材料となる“顔料”を作っている真っ最中の1年生たち。
今回の授業は、絵具メーカーの「クサカベ」の研究者の方を招いて【絵具毒性レクチャー】を受けました。

過去作られてきた絵具には、一定量で致死量に達するようなものや、ラピスラズリのような高価な宝石まで様々なものが使用されてきました。
今では技術の進歩により、そこまで人体に影響が出ない顔料で同じ色味を出すことが可能になってきたとのこと。




このレクチャーと自分たちでの顔料作りの体験を通して、画面上での出来事が単なるイメージの展開だけではなく、物質による質量も大きな影響を与えていることを意識の中に持つことが出来たら良いですね。

2010/06/16

2年生 森本先生レクチャー

今週のレクチャーは森本先生。
いつもはもの静かな森本先生ですが、舞台・映画・京都・etc...、その背景には果てしなく広い世界が広がっています。




以前京都テレビに出演されたときの映像と、作品画像を使ったレクチャーとなりました。

フランスに滞在されていた頃の作品や、それ以前の作品。勿論最近の作品迄、一人の“画家”のまさしく半生を垣間みれる時間でした。

2010/06/14

展覧会情報

昨年後期にフィンランドに交換留学をしていた佐竹薫さんの展覧会情報です。

佐竹 薫
『交換留学報告展』

2010年6月15日(火)-6月20日(日)
13:30-21:00(最終日は17:00迄)

〒606-8588
京都市左京区岩倉木野町137
京都精華大学 7号館2階 7-23gallery


2010/06/11

展覧会情報

洋画コース非常勤講師、築山佳民先生の展覧会の情報です。

築山 佳民
『塔のある風景』

2010年6月29日(火)-7月5日(月)
10:00-22:00(初日のみ12:00より)
        (最終日のみ18:00迄)

ギャラリーアンフェール
恵文社一乗寺店
〒606-8184
京都市左京区払殿町10
tel : 075.711.5919
E-mail : enfer@keibunsha-books.com

2010/06/08

2010ポートフォリオ作成講座!!

さてさて、在学中にぶつかる出来事。
交換留学・就職活動・ギャラリー廻り等々。

それらに常についてまわるのが、自己作品ファイルこと“ポートフォリオ”!!




現在週2回アシスタントで来てくれている田中真吾さんから、洋画コースにあるカメラとPCでポートフォリオを作成する、ごく初歩のスキルを学生達に叩き込んでもらいました。

勿論、実際に自分で作ってみないと本当の理解は出来ませんが、これでポートフォリオを作り始めるのに良い後押しになったでしょう!
分からない事があれば、また洋画準備室で我々にきいて下さい。

2010/06/07

2年生 佐藤先生レクチャー

前回に引き続き、先生方の活動紹介レクチャー、本日は佐藤先生のレクチャーが行われました。




洋画コースの“思想”を支えておられる佐藤先生だけに、撮影に入った瞬間に話されてた内容は「ニヒリズムの世界の中で、如何に表現活動に身を投じるか?」と言った内容。

レクチャー時は学生からも質問があり、難しげな内容にも関わらず、学生達の強い興味関心を感じます。

展覧会レビュー

2年生の課題作品ではありますが、合評の日だけではなく、7-23galleryを使って一週間展示された、
村上翔子
『舞台セット 寺山修司「アダムとイヴ-私の犯罪学」』
の様子です。







小物のチョイスから細部のこだわりまでなかなかの見応えがありました。
舞台の主役は役者とストーリーだとは思いますし、もちろん、ミニマルなセットを組む舞台もありますが、あの特殊な空間の完成度を更に上げるために、やはり舞台セットへのこだわりは外せないでしょう。

部屋に架かったタオルやTシャツの汚れは絵具ではなく、なんと紅茶を使用したとの事。その小さなこだわりがセットを見る者を物語の中へ誘うかの様でした。



1年生授業風景【絵具作り】

いたるところから採取してきた“石”・“砂”を、ひたすら金槌で砕く音が響く1年生の教室。
一言で“石”・“砂”といっても、その色は様々。みんなで工夫して色々な顔料を作っていきます。



石等を砕いた後は、乳鉢で皿に細かくすり潰し、何種類課はフライパンで炒めて色味を調整します。

画面における絵具の“物質感”を理解する扉となりますね。

2010/06/04

2年生授業風景【伝えること】

表現活動に関わる重要な事項、“他者に伝える”をテーマに制作をしてきた課題作品の合評風景です。




社会と自己の関わりについてのディスカッション内容を踏まえての作品。
制作を通して社会との関係性をリアルに感じられたでしょうか?

舞台セット型の作品から、、、

子宮を様々な素材で作って、箱の中に入れる作品、、、


頭部のビーカー付けまで、色々な作品が生まれてきました。

やはり絵画作品が多いのですが、2年生のうちは様々な素材、表現方法に触れる時期です。
ここから自分に合致した手段が見つかることを祈ってます。

1年生授業風景『イーゼル・木炭デッサン合評』

今週は合評ラッシュ
1年生の教室では最初の課題『イーゼル』と次課題『木炭デッサン』の合評が行われました。


それぞれが作ったイーゼルに木炭デッサンを載せて合評を受けます。
自分のことをうまく話せますか?




イーゼルは勿論、木炭デッサンもなかなかの力作が集まりました。
「ここ!」という場所を見つけて、そこをその場に行って描く。写真を使わない。
この課題の意味がしっかりと反映された作品が並びました。

じっくりと対象に向かい合って描く行為を1年生のみんなはどのように感じたでしょうか?

2010/06/01

展覧会情報

洋画コース卒業生、前田朋子さんの展覧会の情報です。

『前田朋子展』

2010年5月19日(水)-6月7日(月)
10:00-20:00

日本橋高島屋6階美術画廊X
東京都中央区日本橋2-4-1
tel : 09.3211.4111

展覧会情報

洋画コース大学院修了生、松本央くんの展覧会の情報です。

松本 央
『無常の空間 -108人の自画像-』

2010年6月22日(火)-7月15日(木)
11:00-18:00
close 6月26、27日・7月3、4、10、11日

BAMI gallery/COMBINE office
600-8033
京都市下京区寺町通仏光寺下ル恵美須之町521番地 濱風BLD4F
tel : 075.585.8660
fax : 075.585.6510
URL : http://www.combine-art.com
e-mail : office@combine-art.com

展覧会情報

洋画コース卒業生、塩賀史子さんの展覧会の情報です。

塩賀 史子
『彼方の庭』

2010 年6月8日(火) - 6月20日 (日)
11:00-23:00 (最終日21:00迄)

neutron kyoto
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町79
文椿ビルヂング2F
www.neutron-kyoto.com