2009/08/28

制作風景

8月も終わりに近づいて、ここ京都では朝晩が少し冷えるようになってきました。

夏期休暇中、毎日誰かが制作を続けている教室内ですが、以前もブログに顔を出してくれた豊田くんの作品に触れてみたいと思います。

助手 Q : 「何を作っているのですか?」
豊田 A : 「です。・・・まぁ、そこから転じてツナガリというような。」

”→“ツナガリ”の関係性が非常に難しいのですが、根掘り葉掘り聴いてみると少し見えてきました。
右上のテーブルの作品が一番古い作品で、そのときは何気なく目に入ってきた光景が『なんかいい感じだな。』と思って描きとめたのがきっかけのようです。そのとき、物と物がお互いに関係し合いながら“空間”が築き上げられていることに気がついたそうです。

机上の物の関係性や、机と机が並んでいる空間の成り立ちを意識し↓


現在では“画面”と“メディウム(絵具や油)”の関係性に着目しだしたとのこと。

さぁ、この先に豊田くんがどのような物を生み出すのか、乞うご期待です。