2009/07/28

1年生前期合評!

現在夏休み前のテスト期間に入っていますが、先週はじめの洋画コースは1・2年生の合評ラッシュでした。
1年生は前期の課題を全て同時に合評する前期の総まとめです。

絵を描くのとは一見結びつきそうにない授業内容から、ようやく始まった木炭デッサン。
次の課題が絵具作り。最後の2課題は“皮膚”と“自分で考えたモチーフ”をどちらか一方は自分で作った絵具を用いて描くことと展開してきました。

何を描くのかというところから考えたデッサンは、「木炭は不慣れで・・・」といいながらも、粘り強く画面と対象に食いついた姿勢が見事に滲み出てきます。

拾ってきたガラスを砕いて作った自分だけの絵具を使用した風景。市販の絵具と比べると扱いにくく、色数の少ない絵具ですが、素材に対する創意工夫が深みのある画面を作り出しています。


画面いっぱいに描かれた皮膚。頭の中にある“絵”のイメージにも刺激を与えられたでしょうか?


教室の“床”を真上から描いた作品。床の再現やただ色彩が乱立した画面とは一風変わった空気を発しています。

様々な角度で“絵画”に切り込んだ1年生課題ですが、8/1(土)から始まるオープンキャンパスでは7-23galleryにて何点かの作品を展示いたします。
1年生が半年悪戦苦闘した姿を垣間みれる展示となりますので、是非遊びにきてください!