さて、しばらくぶりとなります。
卒業式直前の洋画コースですが、本日はこれからの洋画コースを背負っていく現2年生の中から、林恵理さんの制作の様子をご紹介します。


年度末の教室片付け後、広々としたスペースをふんだんに使って制作を続ける林さん。
助手 Q : 「何をしているのですか?」
林 A : 「気持ちよく3年生になる為に、色々検証しておこうと思って。」
という林さん。
確かに制作スペースには統一感のない、様々な種類の作品が同時に制作されています。
現在自分の中に存在するいくつかの文脈。
それらを一つ一つ整理し直す作業として、この春期休暇を利用しているようです。
ぱっと見た目には統一性のない作品群も、本人にとってはごく当然の形として存在しているということ。
これらの作品が一つの大きな物語を語りだしてくれるのは間近なのでしょうか?!
ちなみに、そんな彼女の携帯ストラップはルーブル展の“ティツィアーノ「聖母子と聖ステバノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス」”。