2010/09/01

制作風景

まだまだ暑い日が続いていますね。
大学はまだ夏期休暇が続いていますが、そんなことに関係なくいつもの様に制作を続ける学生たちがいます。

そんな洋画コース教室の住人の一人で、今年度の京展でも賞をいただいた薬師川さんに、蜩の声が聞こえる中インタビューしてみました。

助手:「何を作っているのですか?」
薬師川:「そうですねぇ、今はまだやりたいことを一つ一つ確認していってるような状態です。最近の作品では写真の上にペインティングして、フラットになった写真から物質感を抜き出してこようとしていました。」



形よりも質感表出させようとする薬師川さんの制作姿勢ですが、アプローチのかけ方も少しずつ変化してきています。さて、学部生活は残り半年。その間に彼女の試みはどこまで形にすることが出来るのでしょうか。