2010/09/02

制作風景

昨日に引き続き、今日も大学に来て制作している学生にインタビューしてみました。
今日答えてくれたのは2回目の登場になる岸本さんです。

前回の登場から1年5ヶ月経ち、作品もガラっと変わりました。

大きな紙に細かい線を無数に重ねることで濃淡を出していきます。
とても地道な作業です。


助手:「何を作っているのですか?」
岸本:「濡れた地面や海、山肌なんかが持っている揺らぎというか、自然風景が移り変わっていく振れ幅を画面に込められれば、と思って描いています。」


目に見える景色を描くのではなく、自然が持つ揺らぎを表現するのはかなり難しそうですが、3回生から変化してきた岸本さんが、卒業の時にどのような作品を見せてくれるのか、今から楽しみです。