2011/01/17

制作風景

ほんとに寒い日が続きますね。
先週末の寒波の影響で精華大学は見事に雪に覆われております。

そんな中でも20日から始まる進級制作展に向けて、追い込みをかけている2年生の新藤さんにインタビューしてみました。

助手:「何を作っているのですか?」
新藤:「画面にアクリル絵具を乗せて、乾く前に水をドリッピングして拭き取っています。絵を描いている感覚ではなく、行為を画面に残している感覚です。」

具象的なイメージを省き、水の痕跡を使って抽象的な画面を作り始めた新藤さん、水で絵具を拭き取るマイナスの行為の中に何かを感じ取ったみたいです。


使っている絵具の色や展示方法など、本人の中にはまだまだ課題が残っていますが、4月に行うグループ展に向けて「もっと進化させたい」と意欲を滲ませていました。

まずは進級制作展でどのような作品が見られるのか楽しみです。