6月の終わりに3年生の二回目の合評が行われました。
3年生は引き続き自分でテーマを見つける自由制作により作品を作っています。
では作品を紹介していきたいと思います。
何もテーマにせず実家の猫を描いた作品です。
テーマを決めずとも壮大な雰囲気が出ています。
人とのかかわり合いをテーマに作品を作り続けた学生の作品です。
油絵に苦手意識が出てきた時に好きな画材で思い切りよく描いた作品です。
鉛筆により緻密な描写がされています。
世の中の女性の立場をテーマに作られた作品と、その合間に息抜きとして作られたラクガキてき作品です。
作られた画面と作家の思い切りが出た画面の対比が面白いです。
抽象をテーマに肉の断面を観察し制作された作品です。
家族との焼き肉の場面を描いた作品と虎を描いた作品です。
虎の方の作品には普段絵には使われない無数の既製品が埋め込まれ、独特のマチエールが生まれています。
描き方は違いますが両方が同じ作者だと感じる画面作りです。
自分の弟を描いた作品です。
陰影のコントラストが強い画面からはその人物が放つ空気感を感じさせます。
写真を用い様々な表現を試している学生の作品です。
写真のポジとネガを一つの画面に構成しています。
枕に乗ったケーキが空を飛ぶ不思議な画面の作品です。
画面に寄ると夜の街の風景が緻密に描写され、画面に緊張感を持たしています。
地元の町の風景を描いた作品です。
油絵とドローイングの両方を出しています。意図したことではない紙のシワがいい味を出しています。
無意識をテーマにキャンバスをパレットとして使い、その結果表れた画面を作品として提示しています。
これまでの制作に加え背景を描くことに挑戦作品です。
画面の人物が全て意図せず本人と似てきているそうです。
自分の弟の小さな時をデフォルメして描いた作品です。
油絵を使い暖かみのある画面になっています。
家族の中の女をテーマに沢山の表現を試みている作品です。
前回の合評に引き続き同じテーマで制作を続けたものや、ガラッとやることを変えてきたもの、さらに発展させたものなど様々でした。
3年は自分はこれだと決めすぎるにはまだ速い時期でもあります。
日々の制作の中でこれから付き合い続けれるようなテーマの欠片をみつけていってください!
3年生の皆さんお疲れ様でした!