2019/06/04

2年合評・クサカベレクチャー



6/3に2年生の今学期初めての合評がありましたので少し紹介させていただきます。


数年前カリキュラムが変わり、今年から正式に洋画コースの仲間入りを果たした2年生。
洋画コースの学生になって初めての課題はイーゼル作り
卒業まで、あるいは卒業後も使い続けるイーゼルを自分自身で作ります。
絵を描くのは得意だけど、木材や工具を使うのは苦手・または初めてな方もいたかもしれませんね。
みなさん綺麗に作っていました。ニスを塗って木材そのものの色を残す学生もいれば、自分の好きなカラーリングにする学生もいます。


次に木炭デッサン
指定の場所はなく、学内を自由に散策して描きたい場所を決めます。
↑の学生のように自然を描く方もいれば、建物や道など人工的なものを主役にする方もいます。

↑の学生は自然と人工物どちらとも描いていますね。木炭の色味だけで、様々な質感を描き分けることに挑戦しています。

近くに寄って撮った写真はないのですが、一番最近の課題は裸婦の油彩作品です。
約3週間ヌードモデルさんに来ていただきました。
ポーズはいくつか候補があがり、最終的には学生の多数決で決めたそうです。
上半身を覆い隠している且つ足にひねりが入っていてかなり難しいポーズだったみたいです。短い時間での制作、お疲れ様でした。
とてもいい経験になったのではないでしょうか?



先週の水曜日は画材メーカーのクサカベさんによるレクチャーがありました。
絵具や画溶液の素材や特性などを説明していただいたのち、クサカベさんが用意してくださった材料や道具を用いて三原色の油絵具制作をしました。


手作業で作っているので既製品とは少し使い心地が変わるかもですね。
普段から使っている絵具がどのようにしてできているのか、自ら作ったことにより理解は深まったかと思います。


先週のレクチャーでは用意された顔料を用いて絵具を作りましたが、今日からは自ら素材を探してきて、それを顔料にします!例えば石を拾ってきてそれを金づちで砕き、すり鉢でさらに粉々にします。

顔料が完成したらそれを用いて絵を描きます。
まずは顔料作り、かなり疲れるかとは思いますが頑張ってください!