6月6日と7日は3年生の合評でした。
今回の課題は抽象絵画。具象表現を避けるチャレンジ。
新しく学んだ技法や今まで使用したことがない素材を実験的に用いたり、普段とは全く違う表現方法を試みたり、みんな熱心に考えながら制作していたことが伝わりました。
平面作品だけでなく立体作品も一緒に作る学生もいました。
オートマティスムを思わせる絵画。
新しく学んだ石膏下地の特徴を利用した作品。わざとヒビや穴が発生するように石膏地を作ったのが興味深い。
発表している間にみるみる変化していくスライムの作品。
中国の歴史というテーマを簡略化して表現する作品。
7-23ギャラリーを使って、かなりでかい作品を展示する学生もいました。
「線を描いたら抽象ではない」。3年生も深いことを考えながら制作をしている。
最後の発表に相応しかった、絵の具を使わない絵画。見て、説明を聞いて、無など痕跡などいろんな言葉が思い浮かぶ作品。
この抽象という課題で学んだことや自分で考えたこと、先生や他の学生から受けた批評や意見、今後の制作に影響を及ぼすかどうか、3年生のこれから先の作品を見るのが楽しみです。