2009/06/11

7-23gallery展覧会レビュー

『交換留学報告展 -第Ⅱ部-』


先週の交換留学報告展-第Ⅱ部-では、大石さんと大西さんの展示が行われました。
大石さんの憂いを漂わせた巨大なドローイングと大西さん自身を映し出したかのような、淡々とした写真作品や小作品が奇妙なマッチングを見せていました。


カッセルにいた大西さんの作品は、小窓からコッソリ街を覗いたかのようなモノクローム写真とイメージが画面上に唐突に現れたかのようなドローイングが、こちらの想像力をかき立てます。



エジンバラに行っていた大石さんは、尽きることなく出てくる形を次から次へと画用紙に定着させて作品でした。しかし、決して暑苦しいわけではなく、“ゆるり”と見る側の心に入り込んできます。