8月1日〜9日の間、京都精華大学ではサマースクールが開かれました。
洋画コースでは、8月2日〜7日(※4日除く)の5日間の日程で木炭デッサン講座を受講していただけました。
テーマは「〈身体〉とデッサン」
5日間集中して裸婦を描いてもらえます。
講師は去年に引き続き洋画コースの卒業生である池上先生。
学生の頃から身体に関わる作品を作られてきたこともあって、身体のことを知り尽くされています。
サマースクールは学外にも開かれた講座なので、他コースの学生はもちろん、社会人の方も多く参加されていて、初心者、経験者を問わず、とても良い経験になる講座です。
中には4年連続で参加されている熱心な方も。
デッサンの合間には骨の標本を使ったレクチャーも行われました。
皮膚の表情だけでなく、中の骨格がどのように動いているのか、その周りの筋肉のつき方はどうなっているのかを知ると、描き方も変わってくるのではないでしょうか。
休憩時間には池上先生ならではのリラックス方法を実践。
凝りをほぐすだけでなく、自分の身体にも意識を向けます。
そして正拳突き!気合いが入ります。
最終日にはモデルさんを囲んでいた順に作品を並べて講評でした。
一人一人順番に自分が描いた作品だけではなく、隣で描いていた方の作品にもコメントをしていきます。
他者の作品への感想を声にすることで、自分がどのように作品を見ているのか改めて意識出来ます。
池上先生も1点ずつ丁寧に講評されていました。
受講生の皆さん、5日間お疲れ様でした。