2011/06/09

1年生授業風景

京都精華大学のオープンキャンパスを週末に控え、洋画コースも慌ただしい日が続いています。

今回は木曜に行われている1年生の選択授業【表現研究1】の様子をご紹介します。


担当は去年に引き続き平田先生です。

いつもは数人ずつのグループに分かれて話し合う形式の授業ですが、撮影に訪れたこの日は珍しく講義中心の授業でした。

ホワイトボードに書かれているテーマは「人間は事実を完全に表現することは可能か?」というもの。
難しいテーマですが身を乗り出して聞いている学生の姿勢が印象的でした。

その後話は「静物画」の語源の話へ。
ラテン語系の「natura morta」とゲルマン語系の「still life」が由来となっているという話に、学生たちも積極的に意見をしていました。

実技系の勉強だけではなく、理論も合わせて考えることで今までとは違った美術が見えてきます。
みなさん頑張りましょう。