前期の授業が終わり、ようやく慌ただしさも一段落しましたが、オープンキャンパスやAO入試など、まだまだ夏のイベントが控えている今日この頃。
久しぶりに院生の授業風景です。
少し前のことになりますが、6月末に佐藤先生のお知り合いで、量子物理学を学んでおられる森川亮さんが院生の授業にゲスト講師として来てくださいました。
量子物理学と聞くと芸術とはかけ離れた分野と思われますが、話を聞く学生や教授は普段なかなか聞く機会がない理数系の話に興味津々でした。
しかし、いくら興味を持てどやはり理数系には素人同然の学生たち。
そういう学生たちにどう説明すれば良いか、森川さんも苦労されていました・・・
ホワイトボードに図を書きながら、高校生の復習のような段階から少しずつ話を進めてくれます。
この日話してくれたメインの話題は「現代物理がぶつかる壁」。現代物理が抱える行き詰まりについて話してくださいました。
ホワイトボードのこの図、ぱっと見はチンプンカンプンですが、ある程度基本的な知識を教えてもらった後ではスッキリと読めるようになりました。
流石理数系。
一通り話していただいた後は、教授と学生も交えて色々と質問に答えて下さいました。
他分野のことに興味を持つのはとても大切なことなので、学生にとっては貴重な経験になったと思います。
森川さん、お忙しい中有り難うございました。