2013/06/11

石田尚志さん特別講演会

6月4日に洋画主催の講演会が行われました。

ゲストは、作家であり多摩美術大学でも教鞭をとっておられる石田尚志さんです。
石田さんは絵画から出発し、絵画に時間性を持ち込むために映像という方法を用いて制作をされています。



この日は高校時代に描かれた作品から最新作まで、石田さんの今までの制作の流れを丁寧に解説して下さいました。



こちらは高校時代の油絵で、ここから音楽や映像を取り入れて作品が変化されていきます。

10代20代の作品をかなり丁寧に見せていただき、そこから制作での悩みと、それをご本人の体験の中から発展させていく過程を包み隠さず話していただけました。


こちらは最新作の映像作品。
映像を使うようになられても、絵画的な疑問を持ち続けておられることがとても印象的でした。


講演後の質疑応答の様子です。学生の質問にも丁寧に対応していただけました。

洋画コースにも絵画から始まって、他のメディアを使った作品を作りはじめる学生がたくさんいるので、今回の講演会は良い刺激になったのではないでしょうか。

石田さん、お忙しい中お越しいただいて本当にありがとうございました。