2013/06/18

立体表現



2年生の合評をご紹介。
前期二回目の課題は「絵画から立体へ」
洋画コースでは表現の幅をより広げるために立体表現に取り組みます。

絵画と立体の違いとは?絵画を立体へと展開するとどうなるのか?など、絵画に親しむ洋画コースの学生だからこそ向き合うべき問いです。

展示空間も作品を見せる上で重要です。
作品の設置方法からこだわり、準備万端!!
真剣な面持ちの学生たちです。


今回展示された作品を抜粋してご紹介。
この作品は技法がとてもユニークでした。絵具にボンドを混ぜ合わせ泡状にし、その泡を繰り返し重ねて出来上がっています。





凧糸を使って編み上げた作品
ガーゼのような薄手の布をひだ状に重ね合わせた作品

この二つの作品は、単調な作業を繰り返しながら素材と関わり、そこからカタチを紡ぎ出しています。



紹介した作品以外にも力作は多く、全て紹介できないのが残念です。
 今回の立体の課題。素材に対して柔順な態度で向き合えているようで、一年次課題の石を砕いた絵具作りの影響でしょうか。
課題ごとに成長して行く洋画の学生たち!
今後の作品展開に期待が高まります。