2013/12/06

「非決定的な対面」2週目

先週から引き続いて、「非決定的な対面」2週目の搬入と展示の様子です。

3つの会場の内、7-23ギャラリーと元柏原研究室の2つが展示替えになります。




まずは7-23ギャラリーの様子。
協力しながら先に平面の作品から展示していきます。




平面作品の配置が決まったら、次は栃岡さんのインスタレーション作品。
部屋の中央に落葉を敷き詰めるという大掛かりな作品で、山で拾ってきた落葉をみんなで広げています。



こちらは3F元柏原研究室の様子です。
コンクリートの壁に釘が打てないので、苦戦しながらも工夫して展示していました。
上の写真は壁についている横木と高さを合わせるためにスチレンボードを重ねてパーツを作っています。


仕上がった展示がこちら。
7-23ギャラリーでは龍野さんのキュレーションで中塚さんと栃岡さんの作品が展示されています。



先週に引き続きギャラリーで展示している中塚さん。
先週のドローイング中心の展示からキャンバスに描いた新作に変わっていました。


落葉でインスタレーション作品を作った栃岡さん。
落葉の中には雨水に入ったコップが並べられています。
7-23ギャラリーが山の匂いで包まれていました。


こちらは栃岡さんのキュレーションで江口さんと中川さんの作品が展示されています。
二人とも女性に焦点を当てた作品で、とても親和性を感じさせる展示に仕上がっています。



鉛筆とコンテで人体を写実的に描く中川さん。
江口さんはカメラ目線の女性に街中の雑音とクラシックのBGMをあてた映像作品を出していました。
二人とも女性の力強さと同時に脆さも感じさせるような作品でした。

毎週ガラッと部屋の雰囲気が変わる展示になっていて、それぞれ作品の個性が出ているのではないでしょうか。
最後の週の展示も頑張って下さい。