大舩さんは日本画の素材を使って抽象的な画面を描き、作品と展示場所との関係を考えた様々な展示方法で発表を続けています。
始めに近作のスライドを流した後、学生時代の作品から順に見せていただけました。
学生時代は日本画の技法で具象的な画面を作っていらっしゃいましたが、大学を卒業されたり、パリへ行かれた経験などから徐々に抽象的な画面に移っていくのがとても印象的でした。
後半はビワコビエンナーレや京都芸術センターでの大規模な展示の際に、どのように場所を作り上げていくのか、その過程まで見せていただけました。
講演会の後も実習室を周って、学生たちの作品を見ていただけました。
大舩さんは現在、滋賀の近江舞子駅近くにあるgalleryサラにて展覧会を行われています。
『Voyage interieur ~旅する内面~』
2012年6月2日〜7月1日
11:00〜17:00 火・水定休日
大舩さん、お忙しい中有り難うございました。