2012/06/01

2年生合評『かたちと色』

2年生最初の課題「かたちと色」の合評が行われました。
2年生になって初めての合評なので、皆少々緊張気味・・・?


この課題では、まず20世紀の美術の主な運動(抽象表現主義やアンフォルメル等)をグループ毎に調べて発表し、その後「画面の中に具体的なイメージを持ち込まずに制作する」ことを目的としていました。


1年生の頃は見たものをそのまま画面に描くということをしてきたので、「具体的なイメージを持ち込まずに」という部分にみんな四苦八苦していた様子。

みんな自分なりのきっかけを一生懸命探した感じが出ていました。


発表は最初に20世紀のことを調べたグループ毎に行われました。


中にはこんなに多くのドローイングを描いた学生も。


1グループ分の発表が終わると、そのグループの学生に対して他の学生たちからの質問が行われます。

出来るだけ学生同士の質疑応答を行うのも2年生の合評の特徴です。
「人が自分の作品をどう見るのか」「どこに魅力を感じてくれるのか」話すことで少しずつ自分の作品を客観的に見れるようになってくるのではないでしょうか。





「抽象とは何か?」「絵画とは何か?」
頭を捻る問題が山積みかもしれませんが、出来るだけ楽しんで次の課題にも挑んでもらいたいと思います。