2013/07/17

造形演習5授業風景 その3

4年生選択オープン科目『造形演習5』
今回は野島さんと中塚亜季さんの発表の様子をお伝えします。



野島さんは油彩とテンペラの混合技法を使って、細密な人物画を制作しています。
混合技法は3年生前期の選択実技の中で技法を教えてもらえます。



モデルは友達に頼んでいるようで、人体も服も細かく描き込まれていました。
とても時間のかかる作業です。


清水さんからのアドバイスは背景の色や構図について。
細部だけではなく、画面全体を意識して次回作に繋げられるのではないでしょうか。



その翌週、洋画最後の発表者は中塚亜季さんです。



中塚さんも野島さんと同じく人体を描いていますが、中塚さんは抽象的な画面を目指して制作しています。
同じ人体を描いた絵でも、描く人によって画面の作り方や人体の捉え方が大きく変わるのは面白いですね。


中塚さんは色の使い方や人体の崩し方のアドバイスをもらっていました。
二人の作品がどのように変化していくのか楽しみです。

1人ずつの発表は今回で終わりです。
最後の授業では、清水さんのアドバイスを受けてどのように作品が変化したか、発表した学生の最新作を並べて展示します。

おまけ:

こちらは少し番外編

清水さんの授業は受講していませんが、同級生の発表に顔を出していた学生が授業の後個人的に作品を見てもらっていました。




せっかく大学にいるので、洋画コースの教員だけでなく色んな人に作品を見てもらって、様々な角度からの意見を参考にして下さい。